プラストサッシが持つ特徴について
プラストサッシは、大信工業が開発した防音・断熱に特化した内窓です。その特徴は、高い気密性と重量耐久性です。気密性が高いため防音効果が高く、他メーカーの二重サッシと比べて約2倍の遮音効果があります。断熱効果も高く、暖房効率の向上や結露の抑制に効果的です。重量耐久性も高いため12.8mm厚の防音ガラスにも対応可能で、防音性能を最大限に発揮できます。価格は他メーカーの二重サッシの約2倍ですが、防音・断熱効果を重視する方におすすめです。以下に、プラストサッシの詳細を説明します。他メーカーの内窓の場合真ん中の障子が重なり合う部分はクレセントで締め込んで2枚の障子を密着させて気密を取りますが、窓枠がゆがんでいるとクレセントを締め込んでもきっちり密着しない部分も出てきます。本製品の場合は、けむり返しで2枚の障子同士の隙間を塞ぐため窓枠が多少歪んでいても気密性が変わりません。2種類の構造を採用していますが、ブロックレール式は他メーカーと同じ構造でレールが山型になっていてそのレールの上を溝のついた戸車が乗り回転し、丘戸車式はレールが平らな面の上を平らな戸車が回転する構造です。丘戸車式は平らな面で荷重を支えるため、ブロックレール式よりも力が分散され障子1枚の重さが60kgまで対応できます。両方の構造の良い面を掛け合わせたHT型は、障子1枚の重さが80kgまで対応可能です。
プラストサッシは、他メーカーの二重サッシの約2倍の価格ですが、高い気密性と重量耐久性を実現するために複雑な構造を採用しているためです。防音・断熱効果を重視する方におすすめです。